2級ボイラー技士とは、ビルメンテナンスの業界での資格4点セットになります。
この資格だけだと少し弱いかもしれませんが、4つすべての資格を持っていると、確実に就職できるかと思います。
工場などの大型施設でのボイラー業務も担えるため、自分を助けてくれる資格かと思います。
2級ボイラー技士とはどんな資格?
・ビルメンテナンス業界の求人で有利
・ビルメンテナンス業界の年収は200万から400万前後
・合格率は55%程度
・試験日は都道府県によって違う(だいたい月1回程度)
・業界未経験の私が勉強時間は2週間程度
・資格取得にかかる金額は、30000円程度、実務経験がある方は9000円程度
2級ボイラー技士とはビルメンテ4点セットと呼ばれる資格の1つとなります。
他には第2種電気工事士、危険物取扱者乙種4類、第三種冷凍機械責任者第3種があります。
この4つの資格を持っていると、ビルメンテナンス業界に就職できると言われています。
ビルメンテナンス業界は若いうちなら未経験で就職できますが、年齢がある程度超えてしまうと、就職しにくくなってしまいます。
そこでこの4つの資格があると就職できるというわけです。
資格自体にそれほどの価値はなく、ビルメンテ業界なら持っていて当たり前という資格になります。
また2級では心許ないですが、1級や特級などになると大きい工場などでも仕事ができるため、取得して良い資格かと思います。
試験概要
試験代は6800円になります。
試験は都道府県ごとに別れていて、ホームページで調べるしかありません。(大体月1回試験が開催される。)
試験日の2ヶ月前から14日前までに申請すれば大丈夫です。
試験時間は180分で40問解く試験になっています。
試験問題としては、
ボイラーの構造に関する知識が10問
ボイラーの取り扱いに関する知識が10問
燃料及び燃焼に関する知識が10問
関係法令が10問
になっています。
総合得点が60%以上、各科目が40%以上で合格になります。
合格発表までには1週間程度かかり、Webサイトで合格者の受験番号が掲載されます。
また後日郵送物でも合否がわかります。
2級ボイラー技士は合格したあとに免許申請するのですが、その際に実務を証明する書類が必要です。
2級ボイラー技士だと実技講習を受けていれば、申請できます。
1級からは実務経験がないと申請できません。
受験方法
都道府県ごとに試験日が異なるので、ホームページで調べてから申請するようにしましょう。
センターごとに違うので最寄りのセンターを調べましょう。
また受験はインターネット申請ではなく書類での申請になります。
左のメニュー受験申請書の請求をよく見てから受験申込みをしましょう。
センターに直接行って、申請書を受け取ることもできるのですが、遠い場合は、郵送で送ってもらうようにしましょう。
申請書を受け取ったら、申請書の中にある試験振込用紙に情報を記入して、振り込みをします。
振り込んだ際の証明書と、試験申請書、身分証明書を入れたあとに、宛名の書いた宛名用紙を封筒に貼り付け、郵便局で手続きをしましょう。
正直申請書に書いてある情報が少なく、少し苦労しました。
勉強時間
勉強時間に関しては、業界未経験の私が2週間程度でした。
また2級ボイラー技士は、免許の申請に、実技講習や実務経験が必要です。
少し大変ですが、ビルメンテナンス業界には必需品のような資格なので、頑張りましょう。
参考書代は2000円程度になります。
参考書を読んで、問題を解いていれば、必ず合格できる試験なので、しっかり勉強しましょう。
実務経験について
2級ボイラー技士は、免許の申請に実務経験が必要です。
実務経験のない方は、3日間の講習を受けることで実務経験の代わりになります。
受講料は22000円、別途テキスト代がかかります。
また講習の日にちは都道府県ごとに違うので、以下のホームページから調べてください。
自分の協会のホームページを調べることになるかと思います。
資格試験を目指して何をすればよいか
資格取得に関して、勉強法を記載します。
基本的には暗記する科目になっているので
1.参考書を読む
2.問題に取り組む
3.参考書を読み終わったら、実戦形式の問題に取り組む
4.わからなかった問題の復習
5.もう一度実戦形式の問題に取り組む
基本的には、参考書を解くだけで合格できる試験になっているので、参考書の問題を解き、合格を目指しましょう。
参考書を読む
まずはわからないことが多いと思うので参考書を読みましょう。
私が使った参考書はこちらです。
これ以外にも良い参考書があるかもしれないので、自分で調べて購入してもらえればと思います。
この参考書だけでも合格は可能でした。
ユーキャンからも参考書が出ているので、それを参考にしても良いかもしれません。
2級ボイラーは覚えることが多いので、できれば参考書を買って、必要な事柄を覚えていきましょう。
問題に取り組む
私のオススメしている参考書には本が4項目に別れています。
ボイラーの構造に関する知識
ボイラーの取り扱いに関する知識
燃料及び燃焼に関する知識
関係法令
の4項目となっており、参考書を読んで、知識を学び問題で復習する内容になっています。
なので、参考書を読み単元ごとに問題を、解き内容を復習しましょう。
参考書を読み終わったら、実戦形式の問題に取り組む
参考書の4項目を読み終わったら、最後に実戦形式の問題がついています。
この問題を繰り返しとくことによって、問題への理解を深めましょう。
参考書を読んでいれば、回答がわからなくても、こんな問題あったなというふうになるので、何もわからないまま問題を解くより良いと思います。
問題を2,3週することにより、問題への理解が深まるので、何周か問題を解きましょう。
わからなかった問題の復習
問題を解いてわからなかった問題を参考書で見直しましょう。
回答だけを見直してもよいのですが、問題をより理解するなら、参考書を見直すのが確実です。
わからなかった問題を見直して、わかる問題に変えていけば、合格はグット近くなるはずです。
また間違えの選択肢も覚えておくと、試験で選択肢から除外できるので、得点のアップに繋がります。
もう一度実戦形式の問題に取り組む
わからなかった問題を見直したら、もう一度問題に挑戦しましょう。
最初に解いたときより、得点が上がっているはずです。
これを繰り返すことにより、試験を合格できるはずです。
2級ボイラー技師は、問題集を3週くらい解けば、合格できるかと思います。
また、同じ問題ですが、得点が上がれば、やる気も上がるので、ぜひ繰り返し解いてみてください。
またアプリでも問題集があるので、絶対に合格したいという方は、ぜひ活用してください。

ボイラー技師2級の講座に関して
自分で勉強するのはちょっと苦手というあなた
まとめ
今回は2級ボイラー技士に関して説明させてもらいました。
基本的にはこの資格だけでなく4点セットでビルメンテナンス業界に就職できる資格と考えてください。
4つも資格を受けるのしんどいよという方も、そこまで難しい資格ではないので、ぜひチャレンジしてみてください。
合格率は60%なのであまり難しい試験ではありません。
ぜひチャレンジしてみてください。
ビルメンテナンス業界は第1種電気工事士の実務経験にも書ける業界なので、どこに就職すればよいかわからないといった方は、まずはこの4点セットの合格のため、行動してみても良いのでは無いのでしょうか。
また職業訓練校で、ビルメンテナンス業界の職業訓練もあるので、調べてみるのもよいかと思います。