Excel VBA スタンダードは業務短縮のスキルがあることを証明する資格になります。
この資格だけを持っていても、就職の際にはそこまで役に立たないかもしれませんが、Access VBAなどの資格と組み合わせることにより、就職に有利になります。
この資格を持っていれば、事務作業の時に、マクロの作成をお願いされる事になるでしょう。
Excel VBA スタンダードとはどんな資格?
・事務員、業務改善職などの求人に有利
・Excel VBA スタンダードの年収は400万~500万程度
・合格率は50%~60%程度(非公開)
・試験日はいつでもOK
・プログラミングを少し知っている私が、勉強時間は1ヶ月ほど
・資格取得にかかる金額は、17000円程度
Excel VBA スタンダードとは、ExcelのVBAと呼ばれる業務短縮の資格になります。
プログラミングとは似て非なるものです。
Excel VBA スタンダードの資格は、業務短縮の資格になるので、これだけで求人を探すのは難しいですが、業務短縮の求人の場合は、必須の資格となります。
これくらいはできるよねといった資格です。
ですが、普通の会社では、マクロは使える人が少なく、重宝される資格になるので、とっておいて損はありません。
実際にマクロが作成出来るのであれば、エクセルファイルでのデータ管理をする際に、必ずマクロの作成を依頼される事でしょう。
この資格を取得することで、事務作業を仕事にしている際の、スキルアップになります。
試験概要
試験代は14850円になります。
試験はCBT試験になっているので、いつでも受けられます。
試験時間は50分、50問程度を解答する方式になっています。
Excel VBA ベーシックは、選択式の問題が多いですが、スタンダードでは記述式の問題が多い印象でした。
1000点満点中650~800点で合格になります。
合否判定は受験したその日にわかります。
受験方法
CBT試験なので、予約すれば近くのパソコンスクールなどで、試験を受けられます。
申し込み方法は公式サイトから受験申し込みをし、自分の家から近い試験会場を探し、試験日を決めます。
以下のサイトで試験の予約ができます。
試験日はある程度自分の都合に合わせた日にできるので、無理のない試験日を選択してもらえればと思います。
勉強時間
勉強時間に関しては、おおよそ未経験の私が、1ヶ月といったところでしょうか。
合格率は50%~60%程度となっておりますが、VBAって何という方は受からない試験になっています。
スタンダードの下位の資格でベーシックという資格があります。
不安な方はベーシックを受けてもよいかと思うのですが、あまり役に立たないかと思い、紹介しませんでした。
勉強方法としてはExcel VBA スタンダードの参考書が出ているのですが、その参考書のコードを実際に書けるようになれば、合格できます。
参考書は大体3000円程度になります。
試験を受けた感想としては、コードを書けるようにならなければ受からないと思いました。
参考書を読み込めば合格はできるかと思います。
資格取得を目指して何をすればよいか
1.試験日を決める
2.参考書を読んで理解を深める
3.実際に付属の問題を解いてみる
4.わからなかった問題のプログラムを書いてみる
5.参考書を見直してコードを実際に書いてみる
Excel VBA スタンダードは、見ておぼえるというよりは、書いて覚える資格になります。
事務処理の仕事している人は、マクロを組めるようになると、重宝されます。
マクロの作成だけをしても良いのですが、何か目標がないとモチベーションが上がりません。
そこで、まずは資格をとってみましょうと言う話です。
試験日を決める
試験を受けると決めたら、試験日を決めましょう。
決めたらすぐに予約しても良いのですが、自分の中の予定にして、合格できる自信がついたら実際に予約するのが良いと思います。
試験代が少し高いので、何回も受けてしまうと痛い出費になります。
確実に合格できるよう勉強してから、受験しましょう。
試験の際は、選択問題が少なく、実際にコードを書く問題が多くなっているので、しっかり勉強しましょう。
参考書を読んで理解を深める
試験に関しては、参考書を理解すれば合格できる試験になっています。
実際にコードを書くことができないと合格はできないので、参考書は必須かと思います。
参考書に関してはこちら
これ1択になります。
基本はこの参考書を読み解けば大丈夫です。
試験問題は選択式の問題が少ないので、実際にコードを書けるようになっていないと受かりませんが。
私はこの参考書とドットインストールを使って勉強しました。
ドットインストールとはExcelのマクロが専門では無いのですが、プログラミングの勉強を動画でできるサイトになっています。
今後きちんと記事で紹介できればと思っています。
実際に付属の問題を解いてみる
参考書を読んで大体のことを把握したら、実際に問題を解いてみましょう。
参考書に付属している問題集を解くのが良いと思います。
Excel VBAの問題に関しては、問題集が少なく勉強するのに少し苦労しました。
問題集には疑似テストがついているので、実際に解いてみましょう。
解らない問題も多いかと思いますが、選択式の問題が多いのである程度解けるかと思います。
ですが、実際の試験では選択式の問題は少ないので、過信しないようにしましょう。
わからなかった問題のプログラムを書いてみる
疑似試験の問題を解いた後に、わからなかった問題を見直しましょう。
この時わからなかった問題を実際に書いてみることが重要です。
まあ何が言いたいのかというと、実際に書いてみろってことです。
プログラミング系全般に言えることなのですが、参考書を読んでコードの意味を理解するよりかは、書いて、書いて、書いて覚えるのが一番です。
とにかくコードを書いてみましょう。
実践が一番です。
参考書を見直してコードを実際に書いてみる
ある程度問題のプログラムを書いてみたら、参考書を見返しましょう。
今回はじっくり読みましょう。
理解できる問題が多くなっていると思います。
ここでは、実際にコードを入力することをおすすめします。
参考書で紹介されているプログラムコードを1通り書けるようになることで試験の合格にぐっと近づきます。
だいたいどんな問題が出るのか把握したうえで、参考書に向き合えるかと思います。
参考書のコードを1通りかけるようになれば合格は確実です。
Excle VBA スタンダードの講座
エクセルVBAの勉強をしたいのであれば、ユースフルで勉強するのもおすすめです。
まとめ
Excel VBA スタンダードに関して説明させてもらいました。
この資格は他の資格と併用して効果のある資格になっているので、業務短縮系の他の資格も勉強するのが良いでしょう。
プログラミングの試験になるので、ある程度コードが書けるようにならないと合格できません。
参考書のコードを1通り書いて覚えるくらいの覚悟はしておきましょう。
試験に受かるだけなら、参考書だけで十分です。